平成21年7月1日 ちょっと情報を仕入れてきましたが書けません

今回の2度の東京出張で得た情報を元に、この所の刀剣界の状況を少し書こうと思っていたのですが、今回は敢えて書かない事にします。

私は、今回の事の成り行きをちゃんと伝える人がいないのなら、出来るだけ第三者的目線で私なりに書こうと時々私のサイトにも取り上げて来たのですが、色々な話をしてくれる私の知人がそれぞれに分かれてそれぞれの立場に居るので、話してくれる内容も少しずつ偏って聞こえて来ます。しかもその内容が生々しく2ch向きで、下手にここで色々書くと、私が恨まれるだけになりそうだからです。

それにしても、これまでは一緒に仕事をして来た仲間が、「あの人はあんな会で役職に就いたりして、自分の立場をもっとわきまえて欲しい。」とか「あの人は出世の事しか考えないのであちらの会に行ったんだ。」などと聞かされるとこちらの気分がめいってきます。

そんな話を聞きながら集めた色々な情報ですが、それほど多くの人から聞いた訳ではないので出所はある程度特定されてしまいます。不用意に色々書くと知人から恨みを買いそうです。あまり知人から恨まれるのは得策でもありませんからね。そう言えば昔、私のサイトにアラシさんがやって来た事もありましたからね。まあ私はジャーナリストではありませんし、書いた文章に責任も負えませんから、今回はそういう事にします。期待していた皆さん悪しからずご了承下さい。

ただこれだけは書いておきたいのですが、困った事に今回の騒動が元で、今では愛刀家の皆さんだけでなく、刀鍛冶をはじめとする多くの刀職者の気持ちまで冷めて来ています。2つの展覧会に出品出来るという良い状況が生まれるはずだったのに、時期を同じにしてしまった事が状況を更に悪くしてしまっています。今回、両方のコンクールに出品している人も居ますが、それは力の有る一部の刀匠だけで、若い刀鍛冶にはこの負担には耐えられません。気持ちが冷めて来ているのでしょう。結局、両方の出品数を合わせても、以前の日刀保の展覧会に出品していた人数にも及びません。いつもはこの時期に東京へ出て来て一緒に食事?をする仲間の内にも、今年は出てくる事をやめてしまった人もいます。済状況が思わしくなく、業界全体の勢いも無くなって来ている時ですから、どの団体も刀の文化を支えている多くの人達に元気が出る様な活動をして頂ける様期待したい所です。

また、地方の愛刀家の人達には、中央で今何が起きているのかよく分からないと思いますし、今まで少しずつでは有りますが、私のサイトでこの問題を取り上げてきましたので、今でも時々その様子を聞かれる事もあります。本来こういう事は、その組織の機関誌やサイトで事の成り行きを説明して、組織の運営の透明性を確保するのが基本だと思います。願わくば、両組織ともウエッブサイトの更なる充実を心がけて、愛刀家の人達を安心させていただいたい所です。

それから、どうしても私に話しを聞きたい人は聞き出す裏技が有りますよ。
私にお酒を飲ませて、おだててみて下さい。
そうすれば口の中に湧いた虫がポロリポロリとこぼれ出すかもしれませんよ.......。

なんちゃってね。

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